奈良から英語を通して情報発信
良い褒め方と良くない褒め方。
子どもの褒め方にも色々あります。
溺愛する褒め方もあります。
また、ただ一言、「頑張ったな」
という褒め方もあります。僕のイメージですがお父さん方って
後者の方が多いのではないでしょうか。
子どもにとって良くない褒め方と良い褒め方
それでは良くない褒め方と、
良い褒め方の例を挙げてみたいと思います。
良くない子どもの褒め方
「○○、見てみて!あの男の子のドリブルすごくないか!?
あの子、未来のメッシじゃないか!?」
「そんなに早くひらがな覚えれるの!?
ほんまに○○ちゃんは賢いねー!」
「○○ちゃんはほんまにすごいわ!
勉強せんでも100点を取れるんやから!!」
お父さんお母さんが一生懸命褒めているつもりが、
実は子どもは違うメッセージとして受け取っているんです。
その時の子どもの心の中
「なんか凄いドリブルをしないと、
メッシみたいとは思ってもらえないんか」
「早く覚えられやんと、賢くないんや」
「勉強はしない方がいいんか。
勉強しちゃうとすごいと思ってもらえないんか」
良い子どもの褒め方
「すごい長い時間、一生懸命に
宿題やってたんや。集中して
終わらせたんはすごいな!」
「このゴール、色んな事をすごくたくさん考えて
決めたんやな。ゴールを決めた時まで○○君が
考えてたこと教えてくれる?」
「この算数の問題、自分の考えで解いたんや。
考え方がエジソンみたいな雰囲気がする!」
「心をこめて弾いてくれて本当に
うれしいわ。ピアノを弾いている時ってどんな気分?」
良くない褒め方と良い褒め方の違い
褒める時は努力して出来た事を
褒めるところが大切です。
決して能力は褒めない。
自分以上の能力の相手に遭遇した時、
努力を褒められていない子どもがその時どうするか、
想像はたやすいですよね?
それに能力は限りがあるけれど、
努力には限りがありません。
ただし能力が限界を超える場合もあります。
子どもが自分の能力の限界を超える時。
それって圧倒的な努力と成功体験を
コツコツと重ねた時に起きます。
© George Hodan
その時に子どもは自信を伴って
自分の能力の限界をさらに
伸ばすことが出来ます。
能力が先か努力が先か。ご家庭では
上手に努力を褒めて、子どもの能力をまっすぐ伸ばして
あげて欲しいと思います。