Hello!
奈良市菖蒲池の子ども英会話教室、Iris 英会話 ClubのTaishiです!
唐招提寺で初めて茶道を経験して感じた日本文化の良さ
実は茶道に以前から興味がありました
今回、ご縁に恵まれ唐招提寺で行われる観月茶会にご招待いただき茶道というものを体験させていただきました
近鉄西ノ京駅を降りて徒歩5分ほど
お茶会の場所は唐招提寺のご住職のご自宅だったので代わりに唐招提寺の門前で写真を
精進料理を食べている時に子供にも心を落ち着ける時間が必要と感じる
今の子どもたちって情報やものに恵まれているのですが、反対にそれらがあり過ぎて考える時間がとても少ないのかと、整理する時間が少ない様に感じます
テレビを見ながら食事をして、終わればスマホでゲーム、学校が終われば塾、場合によっては土日も習い事で下手をすればサラリーマンよりも忙しくないですか(^^;
そんなことを考えていると子どもの心ってざわついていない?落ち着く時間ってある?と感じるんです
なぜそう感じたか、奈良で日本文化の良さを体験したことが大きかった
今回は特別なお茶会だったので精進料理をいただくことが出来ました
もちろん精進料理も人生で初めて(^^)
口にするもの全てに角が無く、どれをとっても美味しく、体が一言も無理を言わず食べる事が出来ました
風の音とそれで揺れる窓の音を聞きながら、きれいに整えられたお庭を見ながら食事をするというのはものすごく贅沢な時間で何事にも代えられない貴重なものでした
お庭に並べられている飛び石に関しても気が利く奥ゆかしさを感じるんですよね
人が交錯する時に下がれる場所に飛び石が置いてあったり
日本文化が築いたものって話さずとも相手の事を想いやった作りになっていると感じる場面がいくつかありました
例えば食事をしながら庭を見ていると、外を歩いている人の目の高さに戸の真ん中にある格子板がかかり、目が合わないように出来ていたりと気遣いがあちらこちらに見られたんです
そんなことを精進料理を食べながらふと自身の生活も顧みて気遣いや、落ち着く時間は子どもにも必要であるとこの経験を通して気付かせていただきました
奈良の精進料理をいただいた後は茶室へ
やはり最初は緊張しました(^^;
けれどもご住職の息子様がとっても気さくなお坊様で皆さんの雰囲気が和やかになる様にしていただき、茶器や掛物についてごお話をしてくださり和やかな雰囲気の中でお菓子とお茶をいただいてきました
お茶やお菓子をいただく際、そして下げていただく際などお礼をする時に正坐で手をついてご挨拶させていただくという事は今の時代ではなかなか経験出来ない事
おもてなしをしてくださった方にしっかりと挨拶をするという事の大切さを改めて重要であると感じたんです
自国の文化を体験、理解することが異国の文化を理解する想いやりに繋がっていく
僕たち日本人っておもてなしの文化であることを東京五輪招致の際におおいにアピールすることが出来たのは記憶に新しいです
今よりも何百年前から続く文化や習慣、それって日本人の良さがものすごく濃く凝縮されているんですよね
その日本の良さを体験して一つ一つの意味を知ると、これからさらに増えると予想される外国人観光者や労働者、そういった日本人とは全く生活スタイルの異なる人の事を理解、受け入れる事も出来るようになってくると考えています
他国の文化を理解するのと同じくらい大切な事で、自分の国の文化を理解すると異文化理解に繋がっていくんです
さながら国語力を上げると英語の理解力が上がるのと同じ様なものではないでしょうか
新しいものを受け入れる事も大切ですが自分たちが持っているものの素晴らしさを再確認する事もこれから避けて通れなくなる異文化理解にとても必要なものだと、茶道を通して感じさせていただいた贅沢な1日でした
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