おはようございます、Iris ECのTaishiです。

前回のある塾での出来事パート2です。

別の生徒の話になるのですが、

当時Taishiは中学生に社会も教えていました。

その時に担当したC田D君（仮名）の社会の一問一答。

問「栽培漁業は養殖漁業とどのように違うかを答えなさい」

（答え、栽培漁業は稚魚を放流して漁獲量を安定的にするため、など）

「美味しくするため。」

うん、まあそれもありか！汗

けれどある意味、確信は突いている

答えと感心していました。

ただ、そこに至る過程をもう少し説明して欲しかった・・・

いくつか情報を与えて過程を子どもと一緒に考える

とりあえず彼には以下の情報を伝えました。

・魚も人間も自然の一部。

・鰯など根こそぎ取ってしまうと翌年の不漁に繋がる。

・鰯などをとりすぎるとそれを餌にする魚が餌不足で減ってしまう事。

・その様な魚、鮫や鯱など食べるものが無くなって最悪人間を襲う可能性がある。

・これらの結果、食物連鎖など自然界のバランスを崩してしまう

これらの事を伝えた後、

あれこれ言いながら彼なりの

解答をその時に答えてくれました。

答えも大事だけれども過程はもっと大事

卵が先か、鶏が先かの論争になりがちですが、

Taishi自身は良い過程があってこその良い結果と考えており、

成長段階の子ども達には過程を重視しています。

塾時代に接した生徒、そしてIrisに通ってくれている生徒、

みんな個性があって面白い生徒です。

けれど、C山君を含むお子さん方に言っておきたい！

入試などの記述問題に「美味しいから」って

答える事はしないでくださいね汗