Hello!
奈良市菖蒲池の子ども英会話教室、Iris 英会話 ClubのTaishiです!
奈良以外からでも受講可能。マンツーマンオンラインレッスン受講生からの質問
最近、この高校2年生のMさんとは接辞の勉強をしています。
ほんとに英語の真の部分が好きな生徒で質問がいつもビックリするぐらいしっかりして基礎を大事にしているんです。
それで先日、こんな質問が出てきました。
英単語の意味が覚えられない
Mさんから出た質問は、
“astronaut”の意味が覚えられないとの事でした。
ちなみに意味は「宇宙飛行士」
という事で早速、英語の旁(つくり)や偏(へん)にあたる接頭辞、接尾辞、そして意味のもとになるコアの部分を見てみる事に。
語源をたどってみると面白い事が判明
“astronaut”のastroの部分は「星の、天体の」という意味があるんです。
それで、nautの部分は何を表しているかというと、
「船」
何故船かって??
この”naut”の部分は印欧語と呼ばれる、昔のインドからヨーロッパにかけて15世紀ぐらいに使われていた今のその地域にあたる言葉の元にあたる言語なのです。
またギリシャ語にあたる”naútēs”「船乗り」という意味を表します。
それで”astro”(宇宙の)”naut”(船乗り)=宇宙飛行士
という意味になるんです。
これでMさんは納得して単語を覚えてくれたんです(^^)
子供英会話講師の私的な意見
“naut”、「船乗り、船」の部分だけ見ていたらこれって旧約聖書に出てきた、
ノアの箱舟が語源じゃない??
と直感で感じたんです。
だって綴りが”naut”と”Noah”で妙に似ている気が・・・
“naut”が船という意味を持っていることに対して妙に納得出来て、僕とMさんの中では腑に落ちた瞬間でした。
いやー、言葉にはロマンが詰まってる!!
だって言葉は歴史、文化、宗教の積み重ね。
日本語だって古代日本神話から受け継がれてきたものが今のことわざになっていたりするわけですから。
コミュニケーション英語ももちろん大切ですが、学校の英語ももちろん大切な基礎力を身に着ける絶好の場所。
それを活かすためには生徒の好奇心をくすぐる授業をする。
そうすると単語一つがきっかけですっごく興味を持ちだすんですよ☆
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